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2018年12月23日日曜日

[一般] Macの「ボイスメモ」で録音データを取り出す方法と入力ソースのお話。

macOS Mojave、ボイスメモのスクリーンショット

macOS Mojave (10.14)で登場した標準録音アプリケーション「ボイスメモ」。
これまでMacでオーディオを録音するには「QuickTimeプレイヤー」かサードパーティー製アプリを使用するしかなかったが、これでMacでも手軽に録音できるようになった。
まずはMac版ボイスメモの特徴をおさらいしよう。

iCloud Driveを経由してiOSデバイスの「ボイスメモ」と瞬時に同期できる
録音した音声をメールやメッセージなどへ共有できる
録音したデータのトリミング、再録音が可能
録音する音声品質は2種類から選べる
位置情報をもとに録音名をつけられる
削除したデータは設定に応じて一定期間保存される


録音データをFinderにコピーする


録音したデータはツールバーの「共有」から外部アプリへ渡せるが、Finderにコピーすれば、好みの音声編集アプリで開いたり、ムービーの音声トラックに利用するなどさらに活用範囲が広がる。
ただ、ボイスメモのメニューからは音声データをエクスポートする機能はよういされていない。でもご安心。ちゃんとできます。
Finderへコピーする方法は2通り。

1. 録音リストから保存したい録音名をFinderへドラッグ&ドロップする

2. Finderで「ライブラリ」を開き(「移動」メニューでOptionキーを押してアクセスできる)、「/Application Support/com.apple.voicememos/Recordings」を開くと、その中に「.M4A」形式のファイルが保存されている。これが録音データなのでこれをコピーする。

なお「ライブラリ」の中のファイルやフォルダを不用意に改変するとmacOSやアプリケーションの動作が不安定になる可能性があるので注意。録音データを取り出す場合も、ファイルをコピー、保存先にペーストして保存し、録音の削除は「ボイスメモ」アプリ上で行うようにしよう。


録音元となる入力ソースを選ぶ


「録音」ボタンをクリックして録音したボイスメモを確認しても、思ったような音が入っていない、という場合は「入力ソース」を確認しよう。iPhoneではマイクからのみ録音可能だったが、Macでは様々な音源から録音できるようになっている。

「ボイスメモ」で録音する音声は、システム環境設定の「サウンド」パネルを開き、「入力」タブにある「サウンド入力装置」で選択できる。BluetoothマイクやUSBカメラなどを接続した状態でMacBookのマイクから録音したい場合などはここから入力ソースを選ぶ必要があるかもしれない。
また、オーディオ入力が可能なMacやUSBオーディオインターフェイスを使えば、ライン入力で高音質な録音もできる。録音レベルもここから設定可能だ。

※本記事はmacOS Mojave 10.14.2にて執筆しました。


2018年12月7日金曜日

macOS Mojaveの変換候補読みが復活。でも……


2018年12月6日、AppleはmacOS Mojaveの最新アップデートである「macOS 10.14.2」をリリースした。
このアップデートでは、パフォーマンスや安定性、セキュリティの向上のほか、Wi-Fi接続時のFaceTime通話をリアルタイムにテキスト表示する「RTT(Realtime text) Call」機能が追加されている。(RTT Callは北米でのみ利用可能とのこと)

そしてAppleのリリースノートにこそ記載されていないものの、二本後を用いるVoiceoverユーザーが9月25日のMojaveリリースから悩んでいた、標準日本語IMEにおける「変換候補をVoiceoverが読み上げない」問題がひっそりと修正されている。

この問題については以前のエントリーでも書いたし、、筆者がTwitterでアンケートしたところ、5名いただいた回答中、「全く読まない」が3名、「たまに読む」が2名という結果。さらにApple販売店で最新のMacBook AirにインストールされたMojaveで確認した際も、変換候補を全く読み上げなかったため、この現象はMojaveへアップグレードした、もしくはMojaveがプリインストールされたMacを購入した多くのVoiceoverユーザーに発生していたと想像される。

システム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」でmacOS 10.14.2をインストールすることで、この不具合が修正されたことを確認できた。正直、ホッとした。
ようやく、変換候補を読まないという致命的な状況は解消されたわけで、2ヶ月ぶりにまともに使えるようにはなったわけである。
その間は、1文字の訓読みで漢字を推測する、使いたい漢字が確実に含まれる文字を入力>文字を削る、さらにはライブ変換を信じる、といった手段で対処するしかなかった。ああ、入力したい文字を確認できるってなんて素晴らしいことだろう。麻痺してるなあ。

だが喜んでばかりもいられない。筆者の環境では、木になる点がいくつか見受けられた。
まず文字を入力し変換するためにスペースバーを押すと、「候補リストが表示されました」と読み上げられ、そこで黙りこくる。つまり先頭候補を読み上げない。読まれなかった候補を知るには、いったん下矢印キー、上矢印キーを押さなければならない。左右矢印で文節を移動する場合も同様、先頭候補を読むには上下矢印キーを押す必要がある。また、変換候補を読ませ手からReturnキーを1回押して確定し、次の文字をタイプしようとすると編集中のテキストを頭から読み始めることもある。かなり煩わしいので確定はReturnキー2回で実行するようにした。なお筆者はライブ変換オンで使用している。
さらにテキストエディットで文章を書いていると、ときどき行読みがおかしくなることがある。挙動がおかしくなったら、Command+’F5’でVoiceoverのオフ/オンを切り替え、Voiceoverを再起動すればとりあえず元に戻る。

筆者のマシンがMacBook Pro(Mid 2012)という、ぎりぎりのスペックということもあるため、環境によっては挙動が異なる可能性があるが、日本語を快適にタイピングするにはもう少し、といった印象である。もしかしたら、ハイスペックマシンなら違うのかもなあ。新MacBook Airも私のくたびれたマシンとはまるで別のコンピューターのようだったし。

とはいえ以上の現象は、しっかりフィードバック済み。もし同じ状況に遭遇したら、ぜひフィードバックをお願いします。数が重要なので…。
今後アップデートで修正されることを臨みたいが、9月のMojaveアップグレードでかなり痛い目に遭ったため、果敢にアップデートへ突っ込めるか、若干自信がない(苦笑)。
文字変換というMacの根幹に関わる部分くらいは、せめて動作保証してほしいなあ。数少ないVoiceover使いの切実な願いである。

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