Microsoftが開発する視覚障害者向けのAIを用いた画像解析アプリ「Seeing AI」がバージョン3.1にアップデートされた。前回は写真をタッチして探索できる「Explore」やユニバーサルアプリ化など大きな変更が行われたが、今回は細かい機能がいくつか追加されている。
Version 3.1の新機能と変更点:
- バッテリー節約機能を追加。しばらくの間、何もオブジェクトが見つからないと認識処理が停止してバッテリーの消費を抑える。端末を動かすと認識処理が再開される。
- ドキュメントチャネルにおけるカメラの視野角が広くなり、端末とドキュメント間の距離が短くてもスキャンできるようになった。これはGiraffe Readerなど市販のスタンドでSeeing AIが機能することを意味する。
- さらに、いくつかのバグ修正と内部的な改善を行った。
とのこと。
筆者の環境で気がついたのは、インターフェイスの読み上げがVoiceoverのスピーチ設定の「英語」で指定した声で読み上げられるようになっている(これまでは読み上げスピーチ設定が日本語であれば、そのまま日本語の音声で読み上げられていた)。
なおドキュメントチャネルで認識された日本語のテキストは、従来通り日本語の音声で読み上げられる。
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